dropbooksにマルウェアが仕込まれていたかどうか書いていきたいと思います。
ちなみに現在、dropbooksは閉鎖されています。なのでこれは回顧録みたいなものです。
dropbooksに代わるサイトは下記の記事をご覧ください(↓)
【関連記事】
dropbooks(ドロップブックス)が閉鎖したので代わりのサイトを紹介。
マルウェアは仕込まれていなかったと思います
私はウィルスバスターなど色々なウィルスチェックソフトを入れた上でドロップブックスを見ていましたが、マルウェアは仕込まれていなかったと思います。
もっとも、アンチウィルスソフトが反応していなかっただけで、「絶対にマルウェアが仕込まれていない」と断言することはできませんが……
とはいえ私自身、定期的にパソコンをスキャンしたりしていますが、全然問題はないですね。
まあ今は閉鎖しているので、仕込まれていようが、仕込まれていまいが、どっちでも良いという面はありますが……
ただ一時期流行っていたビットコインの無断採掘というのでしょうか、あれはもしかしたら仕込まれていたかもしれませんね。
ビットコインの無断採掘はマルウェア?
ここで疑問に思うのは、「そもそもビットコインを無断採掘させるのはマルウェアなのか?」ということだとも思います。
日本でも無断採掘させていた人が摘発されたりして、問題になりましたよね。
【関連記事】
他人のPCで「無断採掘」無罪 仮想通貨のプログラム設置男性 横浜地裁判決 – 毎日新聞
でも実はこれ、あとで無罪判決が出ていたりします。無罪です。無罪。
【関連記事】
Coinhiveで“無断採掘”に無罪判決 横浜地裁 – ITmedia NEWS
まあ、もともと無理筋な摘発ではないかとも言われていましたからね。
注目したいのは判決における以下の文章です。
“判決では、男性がCoinhiveを設置した際、閲覧者の同意を得る仕組みがなかったため「人の意図に反する動作をさせるべきプログラム」とした。一方、消費電力の増加や処理速度の低下といった閲覧者への影響は、Webサイトに表示される広告と比べても「大きく変わらない」と判断。「不正な指令を与えるプログラムと判断するには、合理的な疑いが残る」と結論付けた。”
無断採掘プログラムに関して、「不正な指令を与えるプログラムと判断するには、合理的な疑いが残る」とのことです。
こう考えるとビットコインなど仮想通貨の無断採掘は「マルウェアにはあたらない」ともいえそうです。
そして、そうなるとdropbooksが仮想通貨の無断採掘をさせるプログラムを設置していたとしても、「マルウェアが仕込まれていた」とはいえないかもしれません。
まあ、そんな話は閉鎖した今や、どうでもいいことですけどね。
とりあえずウィルス感染とかそういう類のマルウェアはなかったと思いますよ。